映画「月とキャベツ」―山崎まさよし主演映画

広告
新海誠
Photo by Mike Petrucci on Unsplash
広告

(※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています)

 映画「月とキャベツ」は1996年に公開された映画。

 1996年度の文化庁優秀映画作品賞を受賞している。

 山崎まさよし主演で、劇中で “One more time, One more chance” が歌われる。


月とキャベツ [DVD]
広告

映画「月とキャベツ」は

 映画「月とキャベツ」は、若い男女のひと夏のやりとりを描いた作品。

 主人公の花火(山崎まさよし)は、東京で人気のあるバンドのヴォーカルであったが、そのバンドが解散してから一年、新曲を作らず、都会から離れたところ(群馬)で古い家屋に一人で住んで畑でキャベツを作って暮らしていた。

 ある日、草原ばかりで人のいないところで花火が車を停めていると、土手で踊っている少女(真田麻垂美)がいた。

 そこで二人は知り合った。

映画「月とキャベツ」の主題

 映画「月とキャベツ」は、新曲を作らなくなった主人公がどうするか、という話である。

 ヒバナという少女(真田麻垂美)とのやりとりがそのことに関わってくる。

  “One more time, One more chance” もそのことと関わっている。

「月」と「キャベツ」とは?

 キャベツは、主人公の花火が育てる作物として出て来る。

 キャベツは、花火という人物を象徴している。

 それに対して月は、ヒバナという人物を象徴している。

 ヒバナという人物は、月によって象徴されるような人物ということができる。

絵画

 映画「月とキャベツ」では、絵画的な表現に気が遣われている。

 地平線によって画面の上下が区切られて、下は草原、上は空という構図で、その草原の中で、白のノースリーブのワンピースの少女が細い手足を動かして踊っている、というのはこの映画の特徴的な映像である。

 特にヒバナという、白くほそい、透明感のある少女の表現に気が遣われている。

 まさに、夢のような少女。

音楽

 映画「月とキャベツ」は、主人公がミュージシャンであって、新曲をどうするかという話である。

 そこでミュージシャンである山崎まさよしの歌が、物語の重要な要素となっている。

  “One more time, One more chance” も物語の重要な要素として出て来る。

 ただし “One more time, One more chance” は映画「月とキャベツ」のために作られたのではなく、映画「月とキャベツ」と関係なく作られていた。


One more time, One more chance

 映画と関係なく作られていたにもかかわらず、 “One more time, One more chance” の歌詞は、映画「月とキャベツ」に合っている。

 踏み切りとか、桜木町とかは、映画「月とキャベツ」とは関係がない。

「月とキャベツ」のDVD

 映画「月とキャベツ」はDVDが出ている。

 特典映像は、劇場予告と監督インタビュー。

 監督インタビューでは、篠原哲雄監督が、脚本を選んだいきさつ、出演者を選んだいきさつなどについて語っている。


月とキャベツ [DVD]

コメント

タイトルとURLをコピーしました