映画「サウンド・オブ・ミュージック」

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ミュージカル映画
Photo by Dimitry Anikin on Unsplash
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 映画「サウンド・オブ・ミュージック」(原題は “The Sound Of Music” )。

 1965年に公開されると大ヒットして、アカデミー賞5部門受賞。

 日本でも影響は大きく、「ドレミの歌」など広く浸透している。


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「サウンド・オブ・ミュージック」の話の入り口

 修道女の見習いであったマリア(ジュリー・アンドリュース)は、トラップ大佐(クリストファー・プラマー)の7人の子供の家庭教師を務めることになった。

 その豪邸では、前妻を亡くしたトラップ大佐が子供を厳しく育てていた。

 マリアは子供に歌を教えて、明るく自由にさせようと考えた。

 そこでマリアとトラップ大佐との間に対立が生ずる。

 一方で、ナチス・ドイツの手がオーストリアに伸びて来ていた。

 トラップ大佐はオーストリアの愛国者で、オーストリアがナチス・ドイツに従属することに反発していた…

映画「サウンド・オブ・ミュージック」の見どころ

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映画「サウンド・オブ・ミュージック」の背景

 映画「サウンド・オブ・ミュージック」は、屋内はLAの20世紀フォックスのスタジオで撮影されたが、屋外はザルツブルクとその周辺で撮影された。

 アルプスの景色、ザルツブルクの街、修道院、宮殿、教会などが映画の背景となって、映画を豊かにしている。

 アルプスの高原でジュリー・アンドリュースが歌うところがまず心に残る。

 「ドレミの歌」は、ザルツブルクの様々な美しいところを背景としている。

映画「サウンド・オブ・ミュージック」の楽曲

 この映画は楽曲がすぐれている。

 日本ですでに浸透しているものが多い。

 「ドレミの歌」、「エーデルワイス」などは子供の音楽教育で広く使われている。

 1993年から始まったJR東海のCM「そうだ 京都、行こう。」には「サウンド・オブ・ミュージック」の「 “My Favorite Things” 」が使われている。

 その中から2018年のWEB動画「勧修寺の春」。

そうだ 京都、行こう。【公式】
【WEB動画】そうだ 京都、行こう。Archive 2018年 勧修寺の春 2020/03/06

 2020年のTVCM「石庭編」。

そうだ 京都、行こう。【公式】
【TVCM】2020年 早春「石庭編」 そうだ 京都、行こう。 2019/12/11

映画「サウンド・オブ・ミュージック」のストーリー、演出

映画「ウェスト・サイド物語」と共通するところ

 映画「サウンド・オブ・ミュージック」の脚本を書いたのはアーネスト・レーマン( Ernest Lehman)。

 映画「ウェスト・サイド物語」と同じ。

 監督も映画「ウェスト・サイド物語」と同じロバート・ワイズ。

 ちなみに「サウンド・オブ・ミュージック」も「ウェスト・サイド物語」もヒロインの名はマリアで、それぞれマリアについての歌がある。

 はじめに空から撮った映像が出て来ることも同じ。

 ミュージカル映画は現実離れした甘いものになりがちであるが、映画「サウンド・オブ・ミュージック」は映画「ウェスト・サイド物語」と同じように、ストーリーも演出も重みがあり緊迫感があるものになっている。

 トラップ大佐(クリストファー・プラマー)の、厳格で複雑な性格はその代表的なもので、そのことによって映画全体が緊張感あるものになっている。

家族

 映画「サウンド・オブ・ミュージック」は、それまでうまくいっていなかった家族が愛し合って一つになるに至るまでを、ミュージカルというかたちで音楽によって見事に表現している。

 それゆえに多くの家族に愛されている。

マーニ・ニクソン

 映画「サウンド・オブ・ミュージック」でシスター・ソフィアを演じているマーニ・ニクソン(Marni Nixon)は、1950年代60年代の多くの有名なミュージカル映画の歌を吹き替えている人。

・「王様と私」(1956年)のデボラ・カーの歌。

・「ウェスト・サイド物語」(1961年)のナタリー・ウッドの歌。

・「マイ・フェア・レディ」(1964年)のオードリー・ヘプバーンの歌。

 映画「サウンド・オブ・ミュージック」で初めて映画に出演して歌うことができたのである。

「サウンド・オブ・ミュージック」に関して

ロジャーズ&ハマースタイン

 「サウンド・オブ・ミュージック」はもともとブロードウェイのミュージカルで、1959年に開幕して記録的な大ヒットになったものである。

 作曲リチャード・ロジャーズ、作詞オスカー・ハマースタイン2世のコンビの最後の作品。

 オスカー・ハマースタイン2世は1960年に亡くなった。「エーデルワイス」が最後の作品となった。


「サウンド・オブ・ミュージック」オリジナル・サウンドトラック

現実のトラップ・ファミリー

 マリア・フォン・トラップの自伝 “The Story of the Trapp Family Singers” がもとになっている。


The Story of the Trapp Family Singers

 トラップ・ファミリーのCDも出ている。


One Voice

映画「サウンド・オブ・ミュージック」のBlu-ray

 Blu-rayの画像はきれい。

 出演者のコメント等がある。


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