手を洗う救急医Taka氏、児童死亡の報道を受けてワクチン接種の必要を説く

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 2022年3月10日、新型コロナウイルスによって10歳未満で基礎疾患のない児童が1人死亡したと報道された。

 その報道を受けて、手を洗う救急医Taka氏はツイッターで子どものワクチン接種の必要を説いた。

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手を洗う救急医Taka氏のツイート

 手を洗う救急医Taka氏は次のようにツイートした↓

 手を洗う救急医Taka氏は、今度のことについて、それまで「何度も言ってき」たことが起こったと語る。

 Taka氏はそれまで「感染者が増えたら日本でも」児童が死亡することが「起きる」と言ってきたというのである。

 そして「子どもの接種がもっと早く認められていたら」、児童が死亡することはなかったと考えているようである。

 それまで感染者が増えて児童が死亡するに至ることを防ぐために、子どもの接種が早く認められることを求めてきた。それにもかかわらず、早く認められなかった結果として、児童が死亡するに至ったと考えているようである。

 「日本でも同じことが起きる」というのは、他の国、特に米国と「同じことが起きる」ということのようである。

 次のツイートはそのことと関係がある。

 手を洗う救急医Taka氏は「全世界で10代以下で12,800人がコロナで死亡しており、アメリカでは894人にのぼります」と言う。

 「日本でも同じことが起きる」というのは、日本でも米国で10代以下で894人亡くなったことと同じくらいのことが起きるということのようである。

 ところが日本ではそれまで死亡の例はなかったことから、ワクチンの承認に「かなり時間をかけ」た結果、「接種で回避できたかもしれない」児童の死亡が起きてしまったと考えているようである。

 そして日本でワクチンの承認に「かなり時間をかけ」たことについて、「科学的な態度ではないし検証が必要です」と語っている。

慎重派の反論

 手を洗う救急医Taka氏の以上の発言に対して、子どものワクチン接種は慎重にすべきだという人々から批判が寄せられた。

 慎重派はこれまで日本で11歳以下は1人も死亡していないゆえにワクチン接種は慎重にすべきだと語ってきた。

 今度手を洗う救急医Taka氏は、11歳以下の児童が1人死亡したという報道をもってワクチン接種の必要を説いている。

 慎重派の主張に反することが起こったと語っているようである。

 それに対して多くの慎重派が反論したのである。

 ここではその代表として宮澤大輔氏をとりあげよう。

 宮澤大輔氏は1人亡くなったことでは、科学的には変わらないという。

 手を洗う救急医Taka氏は日本でも米国と同じことが起きると語ったが、それに対して宮澤大輔氏は、国によってリスク・ベネフィットは違うと考えるのが科学的だと反論している。

疑問

 手を洗う救急医Taka氏の主張には、気になるところがある。

ワクチン接種と死亡

 手を洗う救急医Taka氏は、「子どもの接種がもっと早く認められていたら」、今度の児童の死亡はなかったと考えているようである。

 しかしそう言うことのできる根拠はないのではないか?

 ちなみに今度死亡した児童について、NHK、朝日、その他の報道機関は「10代未満の未就学児」と報道していた。

 3月15日の京都新聞は、その児童の父親が「生後10カ月の女児」と語ったと伝えている。

 現在進められている5~11歳のワクチン接種では、「生後10カ月の女児」に対して接種が行われることはない。

米国の死亡者数と日本の死亡者数

 手を洗う救急医Taka氏は、日本でも、米国で多くの子どもが死亡したことと「同じことが起きる」と語っている。

 しかし日本でも米国でも2年以上、新型コロナウイルスの感染が広まって数度の波が起こっている中で、米国と日本とで死者数がけた違いであるにもかかわらず、「同じことが起きる」ということができるのであろうか?

ワクチン接種のリスク

 手を洗う救急医Taka氏は、ワクチン接種のリスクを問題としていないようである。

 ワクチン接種にはベネフィットしかない、それゆえに接種を進めない手はないと考えているようである。

 それでいいのであろうか?

 慎重派はリスクを問題としている。

「承認にかなり時間をかけた」ということ

 手を洗う救急医Taka氏は、日本で「承認にかなり時間をかけ」たことを問題として、「これは科学的な態度ではないし検証が必要です」とまで言っている。

 「日本では亡くなった例はないことから」、「承認にかなり時間をかけ」たことは「科学的な態度ではない」というのである。

 しかしそれまで児童の亡くなった例のない国で、児童のワクチン接種の承認に時間をかけることは、それこそ「科学的な態度」ではないか?

 逆に、手を洗う救急医Taka氏のように、「日本では亡くなった例はない」にもかかわらず、承認に時間をかけてはならないということは「科学的な態度」であるのか?

独裁気質

 以上のように、手を洗う救急医Taka氏の考えは異論のあるものである。

 ところが手を洗う救急医Taka氏は自分の考えが正しいと信じて疑わない。科学的だと信じて疑わない。

 そして手を洗う救急医Taka氏と違う考え人は科学的ではないとみなしている。

 5~11歳のワクチン接種が始まる前に慎重な意見が出ていたが、手を洗う救急医Taka氏はそういう意見と議論を戦わせることもなく、すでにきまったことのように「こびナビ」のリーフレットを紹介していた。

 手を洗う救急医Taka氏は、自分は科学的で、自分と異なる者は科学的でないと固く信じていたのである。

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