映画「素晴らしきヒコーキ野郎」

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映画
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 映画「素晴らしきヒコーキ野郎」の原題は “Those Magnificent Men in Their Flying Machines

 1965年に公開された。

 1910年に世界各国の飛行機乗りを集めて、ロンドンーパリの飛行機レースを行うという話をめぐる娯楽大作。


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「素晴らしきヒコーキ野郎」のあらすじ

 1910年、英国の新聞社主ローンズレー卿は、ロンドンからパリまでの飛行機レースを開催することを発表した。

 その高額の賞金のために、様々な国から参加者が集まってきた。

 レースまで、相互のやりとりとか、各々が飛行機を飛ばしてみるとかがある。

 レース本番。

各国の出場者

英国

 ローンズレー卿の娘(サラ・マイルズ)の恋人(ジェームズ・フォックス)

 英国からはパーシーという男も出ている。(テリー・トーマス)

米国

 アリゾナ出身のカウボーイのようなワイルドであるが落ち着いた男。(スチュアート・ホイットマン)

ドイツ

 プロイセンの軍隊。隊長(ゲルト・フローべ)

 いつも規律に従う、参考書を読む、ということがコミカルに描かれている。

フランス

 遊び人のような男。(ジャン・ピエール・カッセル)

イタリア

 明るい色の衣装を着た多くの子供に囲まれている。(アルベルト・ソルディ)

日本

 石原裕次郎。

恋愛

 話の軸になっているのは、レースの主催者ローンズレー卿の娘と、その恋人で英国の代表としてレースに出場する男との関係。

 娘はその男を愛しているが、不満もある。

 娘は飛行機に乗りたいが、父が許してくれない。恋人は父の言うことに従うだけ。

 そこに現れた米国の男が、娘を飛行機に乗せてくれるというので、心が傾く。

 娘を演じたのはサラ・マイルズ、その恋人を演じたのはジェームズ・フォックス。

 ジョゼフ・ロージー監督の映画「召使」(1963年)と同じ組み合わせである。


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 ジェームズ・フォックスが少し気の弱い英国貴族を演じていることも同じ。

 サラ・マイルズは「召使」では誘惑する女を演じていたが、この映画では明るく活発な女性を演じている。

その他

日本

 石原裕次郎の出番は多くない。

 石原裕次郎はこの映画で大物のように演出されているように見える。

パーシー


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 このDVDの表紙をみると、一人で映っているこの男がこの映画の主人公のように見える。

 実際にはこの男はレースで汚いことをする人物にすぎない。

 この男はむしろ「素晴らしきヒコーキ野郎」ではない。

飛行機

 初期の飛行機が面白い。

 次々と違う形の飛行機が出て来る。

 後から見ると手作りのようであるところに独特の面白さがある。

 空間が広い。

宮崎駿監督

 「素晴らしきヒコーキ野郎」には、宮崎駿監督の「紅の豚」とか「風立ちぬ」とかのもとになったのではないかと思われるところがある。

・初期の飛行機

・大勢の明るい衣装の子どもに囲まれたイタリア人飛行機乗り

・飛行機の活劇

・飛行機に並んで乗る恋人(衣装)

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