安倍内閣の支持率について 反安倍派に対する疑問

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政治
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 8月14日に蓮舫氏が米山隆一氏のツイートをリツイートしていた。

 米山隆一氏は時事通信の世論調査をみて、「潮目は完全に変わって」いるとみなした。

 そのツイートを、蓮舫氏がリツイートしたわけである。

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「潮目」は変わっているか?

 私には、特に潮目が変わっているようには見えない。

 「潮目が変わる」というのは、日本国民の支持が、安倍政権とは違う勢力に向かっているということであろう。

 米山隆一氏がとりあげている時事通信の世論調査では、各党の支持率は次のようになっている。

政党支持率は、自民党が24.2%、立憲民主党が3.5%。以下、公明党3.3%、共産党1.6%、日本維新の会1.5%、国民民主党0.6%、れいわ新選組0.6%、社民党0.5%、NHKから国民を守る党0%で、「支持政党なし」は61.6%だった

時事ドットコム 「内閣支持32%、過去最低目前 コロナ対応「評価せず」6割―時事世論調査」

 野党の支持率はこれだけ低いのである。単独で自民党と拮抗できる党はなく、野党を合わせても、自民党に遠く及ばない。

 60%以上いる「支持政党なし」という人は、自民党を支持しないと同時に、野党を支持しないのである。

 こういう状況は長いこと変わっていない。

 むしろ自民党政権は安定しているというべきではないか。

 その自民党の中で安倍首相より支持されている人がいるわけでもない。

 新型コロナウイルスは世界中で感染を拡大している。半年たってますます拡大している。その感染を防ぐために、経済に自ら打撃を加えることを余儀なくされている。

 安倍政権のやってきたことは必ずしも完全ではなかったと思うが、そもそも大変な被害の生ぜざるを得ない事態である。

反安倍派に対する疑問

 現在、安倍政権の支持率が下がっているが、野党の支持率はそれよりはるかに低い。

 安倍政権より支持される勢力は出てきていない。潮目は変わっていない。

 中身がないのに、中身があるかのように言うことは、むしろ中身があるようにすることに反対することではないか?

 蓮舫氏は第一野党立憲民主党の副代表である。与党自民党の支持率が24.2%であるのにたいして、3.5%の支持率しかない政党の副代表である。

 蓮舫氏はその米山隆一氏のツイートをリツイートして、何がしたかったのであろうか?

 安倍政権の支持率が下がっていると言っても、蓮舫氏が副代表を務める立憲民主党の支持率はそれよりはるかに低いのであるから、安倍政権にとってかわるような力はない。安倍政権にとってかわるような野党の連合があるわけでもない。

 蓮舫氏は、米山隆一氏が言うように「潮目が完全に変わって」いると思っているのであろうか?

 そうだとすると、それほど政治を見る目がない人が政権をとることはできないと思われる。

 蓮舫氏は、潮目が変わっていないと知っていて、その上で米山隆一氏のツイートをリツイートしているのであろうか?

 しかし潮目が変わっていないと知っているにも関わらず、潮目が変わっているというツイートをリツイートすることは、私には理解できないことである。

 安倍政権にかわる政権を求める人は、むしろ蓮舫氏をこそ責めるべきではないか?

反安倍の病理

 反安倍派の言動をみていると、精神的な病理があるのではないか、と思うことがある。

 その思想自体が矛盾しているゆえに、実現せず、苦しんでいるという病理である。実はほかならぬ自分のせいで苦しんでいるのである。

追記 辞任直前の支持率上昇

 2020年8月28日、安倍首相は辞意を表明した。

 その後に視聴率は大幅にあがった。

 このことについて様々な説明ができるであろう。

 私の思うに、それまで支持率が下がっていたのは、安倍政権を前提とした上でのことであった。マスメディアが安倍政権批判を繰り返すので、支持率は下がった。しかし今度の支持率は、安倍政権を他と比べたものであった。その支持率は高かった。そういうことではないか?

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